要旨(およびショートカット)
テザリングでスマホ以外の通信費節約は可能?
外出先でスマホ・テザリング
自宅でのスマホ・テザリング
あなたはWi-Fi環境に恵(めぐ)まれていますか?
外出先 or 自宅、どちらのインターネット利用が多いですか?
実用性で選ぶか、スタイルを重視するか
外出先でスマホ・テザリング
今のスマートフォンならモバイルルーターなくても、テザリング機能を使えば各種モバイル端末をネット利用できますよね。
スマホ以外の各種モバイル端末で専用のSIM契約をしているならば。スマホからのテザリングに置き換えることで、余分なデータ通信契約(SIM契約)を解約可能になり大幅な料金を節約できます。
但しモバイル(スマホ以外)専用のSIM契約とは多少使い勝手が異なってくるかもしれない事は想定しておきましょう。タブレット等で専用アプリや仕組みが使えなくなる場合もあります。
一番やっかいなのは、スマホの通信量負担そのものが増えることです。
パケット通信量、充分ありますか?テザリング用途ならある程度パケットプランを見直しして月容量(GB)を高めておく必要があるかもしれません。それでなおかつモバイル費用が節約できればいいのですが。
ある程度スマホ自体に関しても、公衆無線LANなどのWi-Fi活用と連携して運用していく必要がありそうです。
自宅でのスマホ・テザリング
自宅回線を引かないでスマホのテザリングだけで済ませたい。
確かにそれは可能ですが。光回線などとスマホ等の無線インターネット契約とでは、使い勝手がかなり違ってきますので注意しましょう。
特にスマートフォンでは比較的厳しい通信量制限やそれに伴う速度規制が今でも存在します。固定回線のように速度低下なくネット使い放題ではありません。なので予算的に許されるなら固定回線は維持しておきたいところです。
でも逆に自宅でほとんどネットしない、パソコンとかも使わないのなら。自宅回線のスマホ・テザリングへの置き換えは有効なのかもしれません。
通信容量(の制限)はともかくとして、自宅で充分電波感度が得られるかは何らかの方法でチェックしておきましょう。スマホが自宅で満足に使える保証はないのですから。
自宅のネット利用をテザリングで済ます・なおかつそれなりにネット利用量も多いのならば。パケット容量多めでも比較的格安なスマホプラン。あるいはテザリングを高容量&割安なスマホ対応データSIMで行う、などを検討してもいいかもしれませんね。
あなたはWi-Fi環境に恵(めぐ)まれていますか?
自宅や外出先(職場や学校など)でのWi-Fi環境に恵(めぐ)まれているか否か。
この違いは結構重要です、スマホ・テザリングだけでモバイル運用を一本化できるかできないかは、あなたのWi-Fi(ワイファイ)環境次第だとも言えます。
- 自宅に固定回線が引いてあり、なおかつあなたの直接負担ではない。
- 外出先で公衆無線LANが利用しやすく、なおかつ余分な経費もかからない。
- 職場や学校などでWi-Fi環境に恵まれ、なおかつ活用の自由度がある。
スマートフォンからの直接通信すなわちテザリングのみで自宅・屋外のネット一本化はなかなか厳しいかもしれませんが。もしあなたの恵まれたWi-Fi環境とうまく連携できればテザリング一本化は十分達成可能です。
外出先 or 自宅、どちらのインターネット利用が多いですか?
主に外出先でネット利用する
外出先ではスマホ主体でネット等利用し、他のモバイル端末の使用時はスマホ・テザリングから使う。
スマホのパケット通信容量がスマホ用+他モバイル用途含めて必要量を満たしているなら、テザリング手法が向いています。特に問題はなさそうです。
自宅でネット利用の方が多い
なおかつスマートフォン主体のネット利用であるなら、テザリング手法でも十分かもしれません。
でももしタブレットやノートパソコン、あるいはデスクトップPCまで使うのなら。ネット使用量にもよりますが果たしてテザリング手法がふさわしいのかちょっと疑問を感じます。
もちろんあなた次第なのですが。でももし妥協の度合いが大きいのなら。
いっそ他の手法(固定回線を引きスマホは格安SIMで節約。あるいはモバイルルーターを固定回線替わりに)もちょっと参考にしてみませんか?
実用性で選ぶか、スタイルを重視するか
既に明らかにしましたが......スマホ含めてモバイル/自宅インターネットの利用シーン次第では、かならずしもスマホ・テザリングが最適ではないようです。
テザリング以外にも、無難かつ利用シーン毎に最適化しやすい各種の節約方法があります。節約効率などの実用性のみで考慮・検討したのならば、の話ですが。
でももしあなたがスマホテザリングによるネット一本化というスタイルをあくまで重視するならば。この手法(テザリングによる節約)を貫(つらぬ)くのもいいのかもしれません。
スマートフォンでネット一本化するための基本戦略
外出先でのモバイル利用によるネット通信量を把握する
自宅等における屋内ネット利用量を把握する
Wi-Fi活用でまかなえる範囲を見極める
スマホ以外のネット契約を解約する前に注意すること
応用編:タブレットでのテザリングでネット一本化
外出先でのモバイル利用によるネット通信量を把握する
外出先でどの程度のパケット量(あるいはバイト数)をスマホ等で使っているのか、あなたはある程度まで把握(はあく)していますか?
スマホアプリから直近3日間や月パケット使用量はグラフ付きで表示することが可能ですので、チェックする習慣つけるとネット通信量を把握しやすくなります。
大雑把(おおざっぱ)に言ってしまうと。テキスト主体のネット利用はパケット通信量の消費が少なめですが、画像データはパケット消費量多めです。特に動画とかは短時間で月のパケット容量を超過しやすいですね。
あとOS(オペレーティング・システム)などの大容量ファイルDL(ダウンロード)はパケット負担大きいです。特にPC用OS(Windows 10など)は3GB(ギガバイト)前後あるそうですから、要注意です。
もし自宅回線が使えるならば自宅でDLするようにし、できるだけ外出先でのOS(オー・エス)アップデートなどをは控えるようにすれば。外出先でのテザリング用途に十分な通信容量を確保することが可能です。
自宅等における屋内ネット利用量を把握する
スマホアプリで通信量をこまめにチェック、それは外出先と同様ですが。
自宅では外出先よりデータ通信量が多めになる傾向があります。
自宅ではくつろいでネットできるというのもありますが、ノートPC(タブレット型含む) やデスクトップ・パソコンなど、通信量大目の大型機器を使うシーンが増えるからです。
自宅の固定回線が引いてあり自宅Wi-Fi(ワイファイ)環境に恵まれているなら、ほとんど問題ないのですが。
(※モバイルデータ通信をオフにすればOK。)
外出先のケースとは逆に、屋外で無料で利用使える公衆無線LANなどで負荷分散するという方法は考えられます。
但しOSや重要アプリなどのDLといった利用シーンでは、WPAなどで暗号化されているとしても公衆無線LANではセキュリティー上の不安も残ります。
Wi-Fi活用でまかなえる範囲を見極める
スマホ契約のオプションで使えるWi-Fi(ワイファイ)をうまく活用すれば、テザリングそのものの負担を抑えられます。あなたの環境ではどの程度スマホの直接通信をWi-Fiで置き換え可能なのか、ある程度見極められるといいですね。
Wi-Fi活用は通常なら外出先・屋外での公衆無線LANでの活用を意味します。
一部の利用(新幹線内など)を除くと比較的高速な通信を利用しやすいというメリットもあります。デメリットはWi-Fiスポットに場所を限定される事・飲食店などでは飲食費が別にかかってしまうことや時間限定という事情でしょうか。
スマホアプリで自動切換えのみ対応というのが主流ですが、手動切り替えや直接Wi-Fi用パスワード入力という複数の手段が選べる契約があるかもしれません。
スマホ以外のネット契約を解約する前に注意すること
基本はあせって解約しないこと、でしょうね。
故事でも 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず) なんて言いますが、とにかく一旦解約してしまうと、元の状態に戻すのは困難でそれなりに費用倒れになると思って下さい。
特に自宅の固定回線を解約する際には、慎重に検討した方がいいですよ。
一旦固定回線を解約してしまうと、再契約は初期費用が工事費用含めてかなりかかりますから。また中途解約に関しても、それなりの解約手数料を負担するハメになるでしょう(2年や3年満期で更新月解約でない限りは)。
同様のことはモバイル回線(例えばタブレット用SIM契約)の解約でも言えることです。できることなら、契約を残しておいてテザリングでよーく使ってみて、その上でモバイル用SIMの解約を再検討する。
よく試した上での解約なら、失敗が少なくなります。
応用編:タブレットでのテザリングでネット一本化
あなたがもし、スマートフォンよりタブレットをよく使うのなら。
(スマートフォンからではなく)タブレットでテザリングという手があります。
タブレットによるテザリングには、それなりに向き不向きもあるのですが。
- タブレットでのネット利用がスマホより断然多い。
- スマホの通話はあまり使わない。
(※あるいは無料・格安IP通話アプリやLINE使用。) - スマホを解約もしくは格安SIMへ乗り換えができる。
- テザリングからのWi-Fi利用では、タブレットの操作感に満足しかねる。
以上の事情があるなら、スマホではなくタブレット主体でSIM契約を考えるのも有効です。
タブレットは外出先でもバッテリーが長時間長持ちするという最大のメリットがあります。他にも、ネット利用やメール送受信はもちろんの事・その気になれば音声通話だっておそらくはタブレットから可能です(※とりわけテレビ電話アプリとかはスマートフォンよりもタブレットが使いやすい)。
使い方次第では、スマホよりタブレットからのテザリングの方が有利ですよ。
テザリングによるネット一本化で節約に向いている人
向いている人
向いていない人
モバイルルーター vs テザリング
向いている人
- スマートフォン中心にインターネットする人。
- 複数モバイル回線の契約・通信をスマホで一本化したい人。
- 自宅の固定回線をほとんど使わなくなった人。
- 通信費に余裕は無くても、ネット使用量そのものが少なめな人。
- 次のいずれかにあてはまる人(複数可)。
- スマホのパケット容量月5~7GBですべてネット可能。
- お得なMNPで浮かした費用をパケット代に充てられる。
- データSIMで格安&大容量のスマホ運用を想定。
- Wi-Fi(ワイファイ)環境にとても恵まれている。
- テザリング用パケット追加購入負担も止むを得ない。
- スマホ用の通信費が月7万~10万円余裕で充てられる。
- テザリングが何なのかを知っている、又は学習可能な人。
- Wi-Fiとテザリングを連携して合理的にスマホ一本化できる人。
- モバイルルーターよりテザリングが優れていると考える人。
- モバイルルーターをどうしても持ち運びしたくない人。
- スマホへの愛がある、もしくはスマホ至上主義者。
向いていない人
- スマートフォン以外のネット使用量が比較的多い人。
- テザリングからのモバイル端末使用には抵抗がある人。
- 自宅固定回線はどうしても除外できない人。
- スマホのパケット容量月5~7GBではネット足りない人。
- 動画をよく視聴する為、パケット追加負担が心配な人。
- Wi-Fi環境に恵まれていないので、テザリングは割高だと考える人。
- たとえ大容量対応でもデータSIMではスマホ使いたくない人。
- Wi-Fi(ワイファイ)とか公衆無線LANでの連携なんて面倒な人。
- テザリングが何を意味するのか想像できない・学習困難な人。
- テザリングよりモバイルルーターが合理的だと考える人。
- モバイルルータープランの方がたくさんネット活用できると思う人。
- スマホを嫌悪している、もしくは携帯(ガラケー)至上主義者。
モバイルルーター vs テザリング
モバイルルーターとテザリングはよく比較対象として話題に挙がります。
テザリング機能が出た当初は、モバイルルーターの機能をスマホだけで代用できると思われたのですが。実際の運用時には、スマホでのテザリング機能の制限 (細かな設定できない、ステルス等使えない)とか 各種の問題点(熱やバッテリーなど)があったため。必ずしもスマホでモバイルルーター機能が代用できるとは限らない、いう認識が世間でも広がったようです。
残ったのは好みの違いや考え方・使い方の違い、通信量に対する比較優位性などにおける差異くらいのものでしょうか。
果たしてモバイルルーターとテザリング、
どちらが優れた手法なのか。
それは、あなたの使い方・考え方や通信環境・収入その他によって決まります。
※(費用面での)テザリングに対するモバイルルーターの有利な点
※スマホ・テザリングにおける幾つかのデメリット
補足 | テザリング
デメリット
以下ではスマホ・テザリング運用上のデメリットやあまり好ましく無い点について指摘してみます。
スマホ本体の負担増加
さまざまな通信リスクのスマホ集中
スマホ通信費の増加傾向
スマホ通信制限・速度規制
スマホ本体の負担増加
テザリング運用ということはスマホ通信に頼りっきりになりますから、スマホ本体の負担が増加するのは仕方がありません。
- スマホ・バッテリー消費量の増大。
- 外出先ではモバイルバッテリー持参が必須項目になりがち。
- バッテリー寿命の短命化、ひいてはスマホ本体そのものの寿命縮小。
- スマホにおける廃熱が難しくなりがち。
- 特にアンドロイド機種における、カメラ等の高熱による不具合。
スマホバッテリーが基地局などから無線で補給できれば良いのですが。
しかし、
無線技術によるスマホ給電はまだかなり先のことになりそうですので。
スマホバッテリーの負担増加でスマホ寿命までがなぜ問題に挙がるのかといいますと。昨今のスマートフォンは画面大型化&薄型化がすすみ、バッテリー容量(mA 数)は増大しています。特に機体薄型化に伴ってバッテリー取り外し不能なスマホモデルの割合が高まってきている傾向があります。
一概には言えませんが、バッテリー寿命がそのまま実質的なスマホ寿命となる可能性大です。短時間しか使えなくなったスマホを、モバイルバッテリー持参で使い続けることに妥協できるならその限りではないのかも知れませんが。
さまざまな通信リスクのスマホ集中
スマートフォンの通信事情において、セキュリティー・レベルは必ずしも安全とは言い切れません。
テザリングで一本化するという手法では、ネット通信上のセキュリティに関する一切のリスクをスマホに背負わせることを意味しています。
スマホ単体での使用や、スマホと同等の仕組み・OSによるタブレット運用はまだしも。パソコンや同レベルOS(Windowsなど)搭載のタブレットでは、特にflash(フラッシュ)が使える事がむしろ重大なセキュリティー・ホール要因となる恐れがあります。
ましてや(App Store, Google Playなど)正規ストア以外でのアプリ導入とか、更にはroot化・脱獄・JailBreakなどを行った自己責任スマートフォンではますますセキュリティが危うくなります。
セキュリティ・ソフトの導入、頻繁(ひんぱん)なFlashのバージョンアップ、正規ストアの安全アプリのみ導入。など、対策方法が皆無ではありませんが。
昨今のスマートフォンは指紋認証やクレジットカード認証の類(たぐい)も組み込まれていて個人情報の塊(かたまり)のようになっています。そのスマホによってあらゆるネット利用をするというリスク集中度・危険性についてはそれなりに認識しておくべきです。
スマホ通信費の増加傾向
月内の利用で、スマホパケットを一度も追加購入することなくテザリング運用できるのなら良いのですが。
どうしてもパケット容量が足りなくて、なおかつ低速(128kbps)でのテザリングでは具合が悪い時。手軽さもあいまって、ついパケット追加してしまいませんか?(※500MBで500円くらいが相場ですね。)
テザリング運用では通常スマホ自体の通信量に集中してパケット消費量増加、ひいてはスマホ通信費は増加傾向にあります。
前もって毎月使う予定のパケット量にスマホプラン変更できていれば、パケット購入の機会は減らせるのですが。予定と実際は食い違うのがお約束、中々もって想定どおりのテザリング費用では収まらないものです。
スマホ契約におけるパケット追加の仕組みは確かに便利です。でも、安易な考えでパケット追加を使い続けているとスマホでパケ死する恐れもあります、注意してください。
スマホ通信制限・速度規制
実際スマートフォンは、自宅の固定回線のように使い放題ではありません。
- 月当たりの通信容量制限(2GB,3GB,5GB,7GBなど)。
- 3日間当たりの通信量制限:おおむね3日間で3GB。
- 速度規制は通常、128kbpsの速度まで低下。
- 期間でのペナルティー要件を解消するまで速度低下は維持。
- 正規のスマホ音声通話に関しては通常支障なし。
使い放題とか通信制限なし・容量制限なしと銘打ったプランだとしても、それでも通常なんらかの通信制限条項が存在しています。少なくとも無線インターネット契約では現状あまねくそうなっています。
もし自宅の固定回線をスマホ・テザリングで置き換えるならば、通信容量制限・速度低下をある程度想定しておかなくては後悔しますよ。
注意点
以下ではスマホによるテザリング手法に乗り換える際の、他の回線契約を解約する場合における注意点を述べておきます。
自宅・固定回線の解約
タブレット用SIMの解約
モバイルルーターの解約
自宅・固定回線の解約
とっとと解約
もしも、ずっと自宅回線を使っていない・ほとんど使わなくなっている。今後もまず必要としない。そうした状況ならば、むしろ早めの(※できれば更新時期を考慮しての)解約が望ましいのかも知れません。
※ちなみに当サイトの考えはコチラです。もしお暇ならご覧ください。
自宅の固定回線は、より慎重に解約する
少なくとも、スマホ・テザリングで1ヶ月くらい! 試してみてからでもいいんじゃないでしょうか。
固定回線はそれなりに面倒な契約です。一度解約してしまうと再工事などの時間・手間そして追加費用=お金もかかります。心理的負担・ストレスも結構それなりにあります。
なので自宅固定回線(光回線、ADSL、CATV) の解約は、特別慎重に。
タブレット用SIMの解約
正規SIMでなく、Wi-Fi通信のみでのタブレット使用では一部アプリの挙動が違う可能性はあります。
解約前に正規SIMを外した状態での利用チェックがオススメ。
テザリングからのWi-Fi通信のみでタブレットの使い勝手をよく確認しておきましょう。正規SIM解約で使えなくなりそうな機能を、何らかのアプリで妥協しつつも代用できるかどうか、とかも。
もしかしたら正規SIMでのタブレット運用が必要不可欠である可能性はゼロではありません。もしそうならタブレットからのテザリングを検討してもよいかも知れませんよ。
モバイルルーターの解約
かつてはWiMAXなどは1年契約とか手軽な契約が多かったのですが。
最近ではいずれのデータ通信プランを選んでみても、スマートフォン契約と大差なくなっています。標準では2年契約、中途解約時の違約金発生など。
つまりはモバイルルーター契約でも中途解約リスクをそれなりに考慮すべきということです。解約手続きはやはり慎重にしましょう。
モバイルルーターによるモバイル運用と、スマホ・テザリングからのモバイル運用をよく実際に使って比較しておいて下さい、後悔のないように。
節約可能な金額
スマホ・テザリングによって解約可能になった通信プランの数だけの月額分が浮きます。固定回線、タブレット、ゲームなどの各種SIMや設備費用。
実際には、テザリングでの一本化ではスマホパケット容量を増量(通常はプラン変更)しないといけないかもしれません。あるいはパケット購入でその都度(あるいはスマホ更新時期まで一時的に)対処でも可能ですが。
スマホのテザリングで置き換わる余分な契約の月額分がほぼ節約可能となるでしょうが、ネット利用上の快適さは妥協を強いられるかも知れません。
代替手法
スマホ・テザリングと置き換え可能な手法について少し述べます。
モバイルルーターでの屋外運用
固定回線をひき、自宅Wi-Fi環境を充実させる
モバイルルーターでの屋外運用
屋外での複数モバイル運用なら、テザリングと同様かそれ以上の効果が見込めます。テザリングでは7GBもネット使う契約プランにすると月1万円前後かかってしまいますがモバイルルーターでは月4千円~5千円前後です。
モバイルルーターでの屋外利用:ノートPC,タブレット、ゲームなど
テザリングではなくモバイルルーターにするなら、スマホ自体は月2千円前後の格安SIMなどで運用することでトータルな通信費は抑えられます。
固定回線をひき、自宅Wi-Fi環境を充実させる
自宅でのスマホ利用が多い、あるいはスマートフォン以外(タブレットやノートPCなど)のネット利用も自宅中心である場合。
スマホテザリングよりむしろ自宅回線そのものを充実させ、無線LAN(Wi-Fi)環境を導入すれば。むしろテザリング以上に快適でなおかつ安上がりなネット環境が自宅に構築できますよ。