この人は一体どこからインターネット回線を調達しているの?

外でパソコンやタブレットで自由にインターネットしているこの人(モバイラー)たちは一体どこから無線ネット回線を調達しているの? それに料金は大丈夫?

外出先ネットその1 Wi-Fi(ワイファイ)は安上がり。 外出先ネットその1 Wi-Fi(ワイファイ)は安上がり。 外出先ネットその1 Wi-Fi(ワイファイ)は安上がり。 >> この3種類の方法は

自宅で使うなら固定回線を引いておけばあとは無線LANで・Wi-Fi(ワイファイ)で電波を通してインターネットできる。でも外では一体どこからネット回線を(おそらく無線の電波で)もらっているのだろう。すごく気になる。

以前はパソコンの脇になにか小さい通信機器を差して(USBポート?らしきところに)ネットしているのはよく見かけたけど最近はなにも挿さずに使っている。PCだけでなくタブレット、そしてゲームまで。料金が気になる。自宅以外でネットにつなぐのは割高だった気がする。なのに何で皆そんなに気軽に外出先でネットしているのか、いろいろなモバイル機器で。そんなにお金もっているの?いや、そんなに手軽な料金で無線ネット使えるのなら私に教えて欲しい……

ハイわかりました、それでは簡単に説明します。

まず基地局NTT局や通信キャリアのアンテナ設備)までネット回線でパケットデータが届きます。次に基地局から有線または無線で、Wi-Fi対応店舗やあるいはスマートフォンないしはデータ通信端末(モバイルルーターやUSB通信端末、PC/タブレット内臓型データカード)など親側にあたるモバイル通信端末/設備インターネットネット回線(WAN)が中継されます。
最後に親側の設備/通信端末からWi-Fi方式(LAN)の無線電波を受けることにより、PCやタブレット、ゲーム機、他のスマートフォン、音楽プレーヤーなどの子側のWi-Fi対応機器インターネットできるようになります、屋外店舗・施設や外出先・移動先で。

ある程度まで(月5GBとか7GB)インターネット通信は月額定額で使えますよ。

主に3種類 :外出先でインターネットする方法・料金・詳細

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【1.公衆無線LAN(Wi-Fi)】 【2.スマホ テザリング】 【3.モバイルルーター

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1.公衆無線LAN(公衆Wi-Fi)

公衆Wi-Fi(ワイファイ)対応施設や店舗にいれば、Wi-Fi子機を搭載(とうさい)したモバイル端末で無線インターネットできます。

対応施設・店舗は電車・地下鉄の駅構内(最近では電車運行中でも電波届くようになりつつある)、ファーストフードやカフェなど飲食チェーン店、空港など、国内で1万箇所以上あるとのことです。

Wi-Fi対応のモバイル端末といえば、最近のモバイル製品はほぼすべてなんらかのWi-Fi子機が搭載されています。もし古いノートパソコンなどでWi-Fi機器が内臓されてなくてもUSBポートはまず付いていますので、千円前後のUSB装着式の超小型Wi-Fi子機を挿せば立派にWi-Fi対応パソコンとあいなります(モバイルノートや各種タブレットでも同様)。内臓Wi-Fi子機も劣化するとネット速度がかなり遅くなりますから、USB型Wi-Fi子機も試しに挿してみるといいかもしれません。

公衆無線LANは月額500円~1000円前後くらいで使える手ごろな無線インターネット方式です。でも最近はスマホやデータ通信契約に無料オプションとして付いているのが通常ですので、公衆Wi-Fiの単独契約をする人はごくまれになってきています。オプションサービスとしてなら+0円で屋外Wi-Fi使えますから。

2.スマートフォンでのテザリング

テザリングオプションという名のオプションサービスとして、スマートフォンなどのモバイル契約といっしょに使えます。最近では無料だったり、2年までは無料(その後は月数百円)だったりします。旧方式のプランやネット回線(3G)などでは別料金で月+2~3千円かかるようです、テザリングオプション。

テザリング自体はスマホなど親機で受信したネット回線をスマホ以外のWi-Fi対応端末すなわち子機に配信中継するようなものですから、さほど変わったことをしているわけではありません。強いていえば、スマホとそれ以外のモバイル機器とのネット利用が共用になることになるため、果たして月7GBとか5GBで通信量が足りるかどうかの問題が残ります。

あとテザリング使用中は、バッテリーが最新機種でもかなり消費しますし高熱も帯びます。android(アンドロイド)機種とかではカメラが高熱でうまく動作しなくなる不具合も多いようです。iOS機種(iPhone: アイフォン)などは仮想OSではないリアルOSなので、カメラ使用時でも若干熱耐性が強いみたいですが。

3.モバイルルーター(はデータ通信サービスの一種)

無線インターネットが3G(スリージー: 第三世代)方式の頃は通信速度も程々の速度であったためか、あからさまな通信容量制限・速度制限がありませんでした。でも最近のLTE(エルティーイー)とか4G(フォージー:第四世代)、Xi(クロッシー:ドコモの4G方式)、WiMAX 2+(新世代のワイマックス回線)、Y!モバイル(ワイモバイル)のAXGP方式での4G回線、など。

とにかく高速になりました、無線インターネット回線は。

でも、さばききれない。
無線ネット回線が高速になっても、ネット使う人は高画質動画を見たり大量の画像・写真をブログやサイト、サーバーにアップロードしたりします。クラウドだって使う人多いです。数倍程度回線速度あがっても、数十倍のネット利用という状況になれば、もう厳しい通信制限を課すしか無線インターネット環境の秩序を守る方法がないのです。これが現状では月7GBとか5GB、月1GBや2GBなどのパケット通信容量がある理由です。

スマホのテザリングでも少し触れましたが、通信容量に限りがあることを考慮すると、外出先でのネット利用はモバイル通信端末の数に応じて2~3つに分けた方が結果的に安上がりです。その点、モバイルルーターは単独で月7GBとか使える為、モバイル専用の無線ネット契約として使う人も多いです。

例えばWiMAX 2+とかでは月30GB(ギガバイト)くらいは使えそうな特別プランもありますが、スマホ単独で追加パケット(1GBあたり千円程度)を次々に追加購入する事と比較するとかなり経済的・安上がりになります。

あと少し。モバイルルーターではステルス設定やMacアドレス指定などといった各種の特殊設定が標準で使えます。専用機器よろしく・いろいろとカスタマイズ可能ですが、スマホのテザリング対応機種では基本対応してません。

あなたにあった外出先モバイルインターネット方法を探す

3種類ある外出先無線インターネット方法は、それぞれ一長一短あります。どこで使うのにふさわしいかとか、持ち歩きが必要な機器、ネットの速度・ネットのつながりやすさ・どれだけパケット使えるかの通信容量、そして料金など。

複数の無線インターネット方式を組み合わせたり状況によって使い分けることも可能ですし多くのモバイラーはそうしています。

特に公衆無線LAN(ラン)は単独契約もできるのですが、通常は他の無線インターネット契約のオプションプランとして追加提供されることが多いので。店舗や施設に空間的には縛(しば)られますが、ネットの回線速度はなかなか速いですよ。単独契約でも月500円~1000円と他の無線インターネット契約より断然安いのです、公衆無線LAN(公衆Wi-Fi)は。

スマホだけで他のモバイル端末で無線インターネットするならテザリング、複数のモバイル端末をいろいろと使い分けたいのならモバイルルーター(などのデータ通信端末)が向いています。他にもタブレットでSIM方式のものは通信機器が内臓されているので単独で屋外ネットできますよ。逆にWi-Fi方式のみ対応のタブレットなら、上記の3種類の方法のうちどれかでWi-Fi無線電波を受け取ればネットできます。

パソコンに関しては、以前はカード内臓方式(WiMAXなど)の機器がありましたが最近はモバイルルーターやUSB通信端末が主流ですね。ともにデータ通信契約で月4千円前後くらいの料金で月7GBとか使えます。

安くて快適便利なモバイルインターネットができるようになる

あなたの外出先でのスタイルに合わせたモバイルインターネットを選びましょう。

使う前に考えたイメージと実際に使ってみた後の使用感では、かなり違ってくるものです。たとえば、スマートフォンでPCもタブレットもゲームもまとめて屋外ネットできそうな気がしますが、実際は7GBや5GBなどの月あたり通信量制限があったり、スマホのバッテリーがすぐ無くなったりスマホ自体が使い物にならなくなりがちだったりします。するとSIM方式のタブレットを単独で使ったりモバイルルーターを持ち歩くなど、スマホと分けて使う方が便利で快適なケースも結構多いのです。

公衆無線LAN(ラン)つまりWi-Fi対応店舗・施設での利用なら一見安く外出先での無線インターネット利用できそうなのですが、飲食費が別にかかることも多いですし、Wi-Fi施設周りでないと使えません。他には新幹線など使えるWi-Fiの種類が限られていたり(別のWi-Fi方式は使えない)とかします。そして肝心の速度もそんなに出なかったりもします。新幹線でWi-Fi使えるのは確かに便利なのですが、現状では速度はあまり期待できませんよ。イメージに頼るより正確な情報知識を得ることが肝心です。

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