WiMAX 2+プロバイダ・業者選びのコツや注意点

WiMAX 2+の契約は他のモバイル回線やスマートフォンと比べると金銭上のリスクが比較的少ない契約です。

その理由として、国内でしか使えない事、パケット追加課金制度に対応しない事を挙げておきます。つまり契約後の法外な料金請求というリスク(その原因がユーザー側の知識不足によるものだとしても)がほぼ無い、といってもいい点です。

ただし、中途解約その他プラン中途変更などによる違約金やそれに類する追徴金はワイマックスでも発生するケースがあります。また現金/現物還元、いわゆるキャッシュバックや端末セットがらみのクレーム・トラブルにあなたが巻き込まれないという保証もありません。他にオプションの有無でのトラブルもありえます。

WiMAX 2+のプロバイダ・業者をしっかり見分けられる眼力と、安く&快適に使うコツをぜひここで身に着けてください。  >>業者選びのコツ  >>注意点

プロバイダ・業者選びのコツ :選ぶ基準を一つに絞(しぼ)る

あなたが最優先にしたい選択基準を一つ決めましょう。その他の条件には目をつぶる/妥協することになりますが、これこそがワイマックス業者選びにおいて最善の方法です。以下の3つの選択基準のうちの一つを重視しましょう。

  1. 安心や信頼性 で選ぶ >> 詳細
  2. 料金の安さ(ないしは還元金額の高さ) で選ぶ >> 詳細
  3. 便利に使えること(オプションやサービスの充実度) >> 詳細

あなたが重視すべき基準が一つ決まったら、あとはあなたの目にかなう業者を選びましょう。

>> ユーザー視点で決めるワイマックス プロバイダ・業者

WiMAX 2+ 選びの注意点 :キャッチフレーズを鵜呑みにしない

本文をここに・・・

  • プロバイダやMVNOにおいて UQ WiMAX・WiMAX 2+と表記してあっても、UQ(ユーキュー)本家とはオプション等のサービス体系が違う点。
  • 期間によって月額料金や違約金の金額が異なるケースが多い。
  • 高額なキャッシュバック(現金還元)も、条件次第ではもらえなくなる。
  • 公衆無線LAN(Wi-Fi)の種類が違う・あるいは無い業者があるので注意。
  • メールアドレスが無い、あるいは別料金。もしくは提供ナシ。
  • 相談やトラブル、クレームなどの窓口(WEB、サポセン)の対応良し悪しは業者次第で差異が大きい。

本文をここに・・・

プロバイダ・業者の形式的分類(WiMAX 2+ 提供会社)

ワイマックス提供会社の形式的分類、そしてその会社一覧を示してもいいのですが、とにかく数が多いのです。むしろ当サイトが推奨(すいしょう)する分類方法を使ったほうが判りやすく近道かもしれません。

詳細: >> ユーザー視点で決めるワイマックス プロバイダ・業者

でも一度はUQ(ユーキュー)公式によるサービス業者の分類を示しておくべきでしょうね。以下が形式的に分類した場合のワイマックス(現在はWiMAX 2+、一部はWiMAXのみを含む)提供会社の種類です。その一覧は参考URLを開いて見て下さい。

【WiMAX 提供会社】

  • 通信事業者(UQ, MVNO)
    • UQ(ユーキュー)
    • UQ以外の仮想移動体通信事業者(MVNO)
  • プロバイダ(ISP)
    • 有名大手プロバイダ 多数
    • 中堅その他 多数
  • システムインテグレータ?
    • (その業界では有名?!) 数社
  • ケーブルテレビ業者
    • CATV業者 数社
  • 家電量販店
    • 有名大手 数社
    • 他 中堅どころも数社
  • その他

参考URL(別窓):UQのホームページ『WiMAX提供会社』

とにかくたくさんあります。人気の証拠かもしれませんワイマックス提供会社の数の多さは。でもその中には個人向け以外に法人顧客向けのサービスも含まれます。またこれだけたくさんあると、どの会社があなたにとって利用価値があるのかを決めるのも大変ですよね。しかも別窓URLのリストには、旧回線のWiMAXはしっかり提供していたのに新回線のWiMAX 2+になって事実上撤退した会社もいくつか混じっています。

そこでですが、次の項目『 ユーザー視点で決めるワイマックス プロバイダ・業者 』ではユーザー視点を最大限に配慮し、あなたにふさわしいWiMAX 2+ 提供業者が果たしてどれなのかを簡単に選べるよう工夫をこらしています。

外部への参考URLは今後も掲載しますし(※次回からはスマホ対応ページ を優先)以下の説明にも全く支障がありませんので先ほどの別窓は一度閉じてしまっても 一向にさしつかえありません。
(※いったん別窓閉じた方がブラウザのメモリーが開放され、軽くなりますよ 。

ユーザー視点で決めるワイマックス プロバイダ・業者

本文をここに・・・

安心・信頼性で選ぶ

UQ(ユーキュー) 本家・公式

安心と信頼性という意味では申し分ありません。ワイマックス回線の公式・本家ですから。ただし実際にWiMAX 2+があなたの環境で使えるかどうかは、契約前のエリアチェックなどで調べる必要があります。

UQ(ユーキュー)との契約ならフル・サービスが当然使えます。その点UQ以外の大手プロバイダといえども、フルサービス利用可というわけにはいかないようです。公衆無線LAN(Wi-Fi)やプラン変更の融通、グローバルIPアドレスオプションなどにすべて対応させたいなら、UQ以外に選択肢がありません。

唯一のデメリットといえば、メールアドレスが提供されない事くらいでしょうか。でもメールアドレスは格安有料でまたは無料(G-mailなど)で工面できますし、LINE(ライン)をよく活用する方ならメアドは必要ないかもしれません。

大手・老舗(しにせ)プロバイダ

安心・信頼性でワイマックスプランを選ぶなら、大手老舗プロバイダは確かに比較的良心さが感じられてその点ではオススメです。メアド付きですし。

  • BIGLOBE(ビッグローブ)
  • So-net(ソネット)
  • @nifty(アットニフティ)
  • DTI(ドリームトレイン・インターネット)
  • ASAHIネット(アサヒネット)

但し大手プロバイダはモバイル回線以外に光回線や格安SIMまでも手がけていますから、どうしてもWiMAX 2+自体においては力の入れようや取り組み方に会社毎の個体差や時期的な差異が生じます。具体的には料金面の話ですね。なのでプロバイダ毎の料金の安さやキャッシュバック等を一度はチェックしてみましょう。

本家UQよりむしろプロバイダを選ぶ人が割と多い理由がここにあります。

その他:知名度をあてにする

ここであえて「その他」としたのは、WiMAX 2+のプロバイダ・業者選びでは(過去を含めて)知名度は鵜呑みにできないと筆者は考えるからです。

例えば家電系のワイマックスは、旧WiMAX回線(当時は上り速度40Mbps)で1年プラン回線ではオリジナル機種を提供したり、キャッシュバックやパソコンセットなど活発に営業していましたが、WiMAX 2+では旧回線時代ほどのメリットが以前ほどは見つけにくくなりました。まあ店頭で直接交渉はアリでしょうが。

またKDDI(au)ですが、UQ(ユーキュー)の親会社です。でも本業は携帯電話・スマートフォン回線ですから、プラン選びで迷う可能性が大きくなります。

>>知名度で選ぶ の詳細

料金の安さや、キャッシュバック等の多さで選ぶ

(一部の) 大手・老舗プロバイダ

プロバイダ提供のWiMAX 2+キャンペーンではワイマックス機器(端末)が0円や1円と安いうえに、ごく一部の大手老舗では高額のキャッシュバックを掲げています。もしくはタブレット端末を激安で提供する還元サービスを実施し、キャッシュバックと同等のお得さがあります。

特に以下の大手プロバイダはチェックする価値があります。

  • BIGLOBE WiMAX
  • So-net モバイル接続コース
  • DTI WiMAX
  • ASAHIネット

トラブルやクレームが皆無とは言いきれませんが、一般に大手老舗プロバイダは信用や安心感が強みです。会員用Webサイトやフリーダイヤルなどサポート体制の充実と安心感。その上でのキャッシュバック等 還元サービスに力を入れている・企業努力にひたむきな大手業者は利用価値があるのではないでしょうか。

新興・中堅のプロバイダなどで 最安値 を謳(うた)っている業者

ハイリスク・ハイリターンという言葉に素直にイエスと反応できるあなたへなら、おすすめできる案件かもしれません。頼もしいかぎりです

でも少なからずもそういう性質をにおわせるプラン・案件に手を出すには最低限の予備知識が必要ですね(※参考:キャッチフレーズを鵜呑みにしない)。

もしあなたが想定外のトラブルやこんなはずじゃなかった、という失敗を極力避けたいのでしたら もう少し控えめなプラン を選んだ方が良いかもしれません。

オプションやサービスの充実度(便利さ) で選ぶ

UQ(ユーキュー) 本家(※但しメールアドレス提供なし)

  • メールアドレス:UQでは提供しない
  • 公衆無線LAN(Wi-Fi):UQ Wi-FiおよびUQ Wi-Fiプレミアムが使える
  • UQの各種オプション:標準で使える
  • 主にUQでのみ可能(有料):グローバルIPアドレス、プランの月単位での変更など
  • その他:大手プロバイダが提供するWiMAX 2+ サービスと同じ

大手プロバイダ(※具体的条件は会社ごとに差異あり)

  • メールアドレス:プロバイダ料金の中に含まれる(料金体系にもよる)
  • 公衆無線LAN(Wi-Fi):使えたとしてもUQとは異なるWi-Fi。
  • UQのオプション:対応している/していないプロバイダに分かれる
  • 支払い方法:クレジットカード以外に口座振替など対応している場合も
  • その他:グローバルIPアドレスやプラン変更など、できない場合あり
  • auスマホ割:基本的に対応している、UQとほぼ同じ
  • 独自のオプション:特徴のあるサービスを展開しているケースあり

新興・中堅のプロバイダ・MVNO :独自サービスは相性による

知名度で選ぶ(※UQ:ユーキュー 本家及び老舗プロバイダは除く)

KDDI(au) :UQ(ユーキュー)の親会社。3大キャリアの一角

auの公式ホームページ(別窓) ではスマートフォンや携帯電話は申し込みできるでしょうが、モバイルルーター(WiMAX 2+)に関してはわかりづらいですね。むしろ最寄のKDDI(au) 正規代理店へ直接足を運んだ方が確実です。

家電量販店 など

  • ヤマダ電機、ベスト電器
  • ビックカメラ、ソフマップ、コジマ
  • ヨドバシカメラ
  • エディオン
  • ノジマ
  • ケーズデンキ各店頭
  • PCDEPOT

その他

  • 価格比較サイト

    主に・・・

    • 価格com
    • 楽天?
    • amazon?
  • DIS WiMAX(ダイワボウ情報システム)
  • Pilina(京セラコミュニケーションシステム)
  • J:COM(CATV)

結論

1.安心や信頼性 で選ぶ

  • UQ(ユーキュー)と契約できるWEBショップや公式WEBキャンペーン
  • 大手・老舗プロバイダ(の中で、WiMAX 2+に真剣に取り組んでいる会社)
  • 知名度の高い&あなたが信頼できる大手企業(家電系、電力系 その他)

2.料金の安さ(ないしは還元金額の高さ) で選ぶ

  • 大手・老舗プロバイダ(のうち、ごく数社)
  • 新興プロバイダ・MVNO
  • 最安値MVNO
  • 価格比較サイト
  • 家電量販店に足を運び、店員と交渉して有利な条件を勝ち取る

3.便利に使えること(オプションやサービスの充実度) で選ぶ

  • UQ(ユーキュー)と契約できるWEBショップや公式WEBキャンペーン
  • 偶然運よく見つけた とあるプロバイダ/MVNOの独自オプション採用

このページの先頭へ