1.格安SIM(かくやす シム)契約に乗り換える

3大キャリア(docomo, au, softbank)以外の業者が提供する格安SIMプラン。

格安SIMでスマホを運用すると安くできるのは本来、月あたりのネット通信量が低く設定されているからです。スマホ機種代金や通話料など他の要因もありますが、基本は スマホ本体によるパケット通信容量を低く抑えることに尽きます。

でもあなたはスマホを持ち歩いてたっぷりネット活用したいんですよね?

じゃああなたには格安SIMプランは向いていない?

いえそんな事はありません。むしろスマホでやっていたネット利用を他の割安なモバイル通信手段で置き換えたとき、なおスマホ契約自体は残しておきたいという場合に格安SIMプランを検討するという帰結があります。

※格安SIMプランについてのより詳しい情報は、当サイトで近日中にとりあげます。

2.モバイルルーター(Wi-Fiルーター)を契約・運用する

スマホによるモバイル通信用途の予備として、モバイルルーターはとても重宝します。

単純に計算してみても、+7GB(ギガバイト)のスマホパケットを追加購入すると7千円ほど余計にかかりますが、月7GB容量のモバイルルーター通信(によるWi-Fi接続) で済ませれば月4千円前後で済み、結果的に毎月3千円節約することが可能です。

実際のモバイルルーター運用では、もっと効率的な方法だってあります。あなたのモバイル活用事情にあった方法をうまく選べるとよいですね。

タブレットとかなら、SIM派とWi-Fi派に分かれますが、速度や通信量そして料金に関してはモバイルルーターからのWi-Fi通信に軍配があがるかもしれません。ルーターの端末を持ち歩く必要があるのでそれを許容できるかどうかがネックですね。

実際のところ、モバイルルーターを屋外・外出先で直接触って操作することはほぼ無いと思ってください。なぜならスマホのアプリからモバイルルーターを起動させたり、休止させたりできる訳ですから。充電時以外は基本ノータッチですね。

スマホ経由でのモバイルルーター運用。だから、あなたがモバイルルーターをカバンに入れていたり身に着けていても、それが他の人にバレることはまず無いです。

※モバイルルーターの各種プラン等について、当サイトで近日中に詳しく解説します。

3.固定回線(光など)で自宅Wi-Fi(ワイファイ)をメインに使う

スマートフォンを自宅で使う事がほとんどなら、自宅用に固定式インターネット回線をひいたほうが便利かも知れません。

通常固定回線(光回線、あるいはCATV, ADSLなど)には通信容量による速度制限が無いといってもいいくらいで、普段のネット通信速度も速く・安定しています。

毎月の固定回線料金は定額制です。契約プランにもよりますが光回線で月5,000円前後(個人宅 光)~4,000円前後(マンション用の光)。CATV(ケーブルテレビ回線)は4,000円前後(付属的な動画サービスなどが料金に反映されがち)。ADSLはぐっと安く(その分速度は安定性に欠けますが)2,000円前後からあります。

賃貸住宅やマンション、アパートなどでは、固定回線を引きたくてもひけない事情があったり、話し合いや交渉が面倒なこともありますよね。でももし、思い切って固定回線を引くことができれば、自宅ではネット環境が良くなる可能性が大きいです。

Wi-Fi(ワイファイ)通信経由、つまりは無線LAN(ラン)で固定回線(=親側)からWi-Fi子機(※スマートフォン含む)に通信を伝えることで、結果的に子機側でインターネットしているのと同じ、という状況になります。
その間スマホ側のネット消費つまりモバイルデータ通信、LTE・4G通信をオフにできます。 なのでスマホのパケット上限をうんと低く抑えることができます。

※固定回線は工事が面倒だったり、2年契約・3年契約で中途解約による違約金(追徴金)が高めだったりします。固定回線を契約する時はよく確認しておくべきですね。

4.公衆無線LAN (公衆Wi-Fi)をフル活用

公衆無線LAN(ラン)つまりは有料(もしくはオプション)・無料の公衆ワイファイですが、これは本来補助的なネット手段と考えた方がいい気がします。

  • スマートフォン、モバイルルーター、SIM契約の「オプション」として無料提供される。
  • アプリで自動的にWi-Fiにアクセスしてくれるが、通信状況によってはスマホ通信に切り替わる事もありうるため、スマホパケット消費のリスクは残る。
  • アプリの不具合等の原因で、Wi-Fiエリア内でも公衆無線LANがつながらない事がある。アプリ不具合への対応が遅い。
    (所詮補助的手段なので、契約者からのクレームが弱い傾向。)
  • 公衆無線LANサービス単体で契約しているのはごく一部の人。
  • 無料公衆無線LANはセキュリティーが脆弱(ぜいじゃく)で安心して使えない。
  • 有料・オプションの公衆Wi-Fiでも、簡易方式のWEPだったりパスワードなしの場合もある。

あなたの屋外活動範囲で公衆無線LAN環境が良好で、なおかつWi-Fi対応店舗の利用でかかる飲食費などの事を無視できるのならば、公衆無線LANを外出先メインのインターネット回線と捉えることは不可能ではありませんね。

でももしそうでないなら、公衆無線LANによる別系統の料金(飲食費)や、エリア地点へ移動までの手間・時間、そしてセキューリティリスク(WEPやフリーエリアの場合)、他には混雑による通信速度低下などを考慮した方がいいでしょう。

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