スマートフォン本体での(連続)動画視聴

外出先や屋外でスマートフォンによる動画視聴を続けていると、あっという間にスマホ通信容量を使い切ってしまいます。

すると速度が128kpbsまで低下してしまい、もうそれ以上スマホで動画観る事はできません。ネット回線が遅すぎるため、スマホで動画視聴はおろかWEBなども不都合になってきます。
3日あたりの通信容量(間接的にはその日の通信容量)とか月あたりのパケット容量上限があって、 そのスマホ契約上の通信容量規制(上限) にひっかかってしまうんです。

スマホは手軽に持ち運べる軽量・小型のモバイル端末ですが、年ごとの高機能化(・高価格化)にはめざましいものがあります。快適にはなりますが、同時に通信速度や画面解像度などがアップします。そうなると短時間で大容量のスマホ動画通信をさりげなくしてしまってるんですね。

最近では標準画質ではなくHDとかフルHDなどの動画も結構出回ってますから。
高画質(HD,フルHD,4K?)であるほど時間当たりの通信量は大きくなり、その結果  短時間でスマホ速度制限に到達しやすくなってます。

スマホテザリングを使い、他デバイスでの動画視聴

スマホのテザリングは便利ですが、スマホ本体でネットするよりも大容量の通信をしてしまう可能性が大です。

例えば動画でも画面の大きさや解像度が違えば、ストリーミングで流れる時間当たりのデータ量(ビットレート;bit rate: ビット数の程度)が大きく異なります。タブレットやノートパソコンに対してテザリングするならスマホ本体でのみの通信と比較して効果はてきめんです。

あっという間にスマホ(テザリング)通信制限されてテザリングでネット使い物にならなくなる、というケースに遭遇(そうぐう)する確立が高いです。

ノートPC(もしくはモバイルノート)や各種タブレット(iPad, Surface, androidタブレット等)を常時持ち歩いてテザリングで屋外ネット活用は、仕事でもプライベート用途でも重宝しますが。 でもスマホテザリングだけに頼るには、まだスマホ通信環境は整備されてないというか。通常速度でネット続けるにはやっぱり割高ですね。

月7万円~10万円くらいの通信費が余裕で払えるくらいでないと、スマホテザリングで快適・屋外ネットという具合にはいかないのではないでしょうか。

参考:その他のパケット消費量大になる原因

アプリの自動通信、は時代のすう勢ですね。

スマホアプリに限ったことではありません。自動アップデート(更新)と称して、あなたが頼んでもいないのに(いえ、実は了承したことになっているハズなのですが)スマホ上のアプリや、タブレット・パソコン上のブラウザ、プラグイン、通知システムなんかが時間を見計らって頻繁(ひんぱん)にネットワークを酷使しています。

アップデート(更新)だけでもありません。とにかくサービス主体(いわゆる通信関連の大手有名企業)はユーザーつまりあなたや他の不特定多数 からいろいろなデータを引き出したいんです (※より良いサービスを提供し、利益を上げ勝ち続けるために)。

ビッグデータ というとすばらしい響きがありがちですが、要は日々のWEB閲覧データ、検索ワード、ネットでの購入傾向、個人情報?、人物の思想的傾向?、など。

便利だし煩(わずら)わしさを避けられるという理由で、あなただけでなくほぼ大多数のネットユーザーは、意識的無意識的にビッグデータ収集に納得・承認・協力?し、その結果各種自動~半自動でのビッグデータ収集の仕組みができあがっています。

ウェブ(WEB)ブラウザでサイトを閲覧したり、SNSやLINEで通信したり、アプリを無料購入したり、動画視聴やクラウド利用など、意識的・能動的に行っているスマホネットが全てではありません。それに匹敵する程度の 自動化通信によるスマホパケット消費量が存在することは忘れないほうがいいです。

スマホ通信制限下の速度ペナルティーを理解する

スマートフォンの速度制限・通信制限

スマートフォン(他にもタブレット用SIMプランや、モバイルルーター、データカードなど) では毎月の通信量に一定の容量が定められているのが一般的です。

月当たり5GB2GBパケット定額プランでスマホ契約している人が最近では主流みたいですね。
(※GB:Giga Byte:ギガバイト:230バイト=109バイト =10億バイト)
=>10,100, ……と 10=101から順番に9回唱えると10億です。

月あたりの速度制限(5GB,7GB,2GB,3GBなど)

かつてのスマホプランにおけるパケット定額プランでは、月7GBが主流でした。最近ではスマホ通話定額(電話し放題)のプランを3キャリアが提示するようになり、並行してネット用パケット容量が少し変わってきました。

通話定額(スマホによる電話かけ放題なプラン)は月額2,700円とスマホ料金全体に占める割合がおおきいので、その分パケット定額の容量を減らすことでネット定額料金を減らし(標準で7GBー>5GBに)、スマホ月額が高くなりすぎないよう調整されています。月2~3GBのライトプランも人気ありますね。

2年契約スマホでは、毎月この通信容量を超過するとその月はずっと速度制限がかかります。もし追加パケットを購入して(手動/自動で)追加料金を払えば足したパケット分の速度制限を解除できます。

3日あたりの速度制限(1GBから3GBに緩和:2015年あたりから)

月あたりの通信容量上限にはまだ余裕があるはずなのに、何かスマホが速度制限されているっぽい。おかしい。あなたも一度くらいはそんな不満もったことありませんか。

これはスマートフォン速度制限の条件が月単位だけでなく、3日単位でも並行して実施されているからなのですが。3日で1GB(=1,024MB)とか、1日あたり333MB(メガバイト)の通信制限がかつては主流でした。

2015年(平成27年)前後くらいから、大手各キャリアはこの3日で1GBの制限をかなり緩めてくれました。docomo(NTT ドコモ)やau(KDDI)では、新プランを中心に3日で3GB制限と大幅に緩和しました。ソフトバンクも一部のプランで3日3GB規制に移行するのでしょう。

月の通信量上限(5GBとか)に達していなくても、直近の3日間で合計3GBを超えてスマホ通信した場合、翌日からスマホ通信制限がかかります(3日スパンでの条件から外れるまでスマホ速度規制を継続)。

そのほかの通信制限 目安

  • 2年間通しての通信量制限 縛(しば)り
  • 月を前後してパケット残量のやりとりができる場合
  • 家族向けプラン:家族同士でのパケット残量を交換できる
  • プラン変更(月あたりパケット通信量を変更する)
  • 通信速度はビット毎秒(bit/second :bps)単位で表示される一方、パケット通信容量や通信残量は  箔(はく)つき?!バイト(byte)単位です。
    =>8ビット=1バイト。各ビットは0か1しか入っていない、2進数。
    =>MB:メガバイト、GB:ギガバイトなどの 箔(はく)つきB(yte)。

3日で1GB制限は各スマホキャリア廃止の傾向(2015年度)

※3日で3GB制限へと速度規制緩和、もしくは3日単位での制限撤廃の傾向。

通信制限実施は翌日より実施。

ソフトバンクも3日3GB制限へと緩和の方向(旧プランは3日1GB続行)。

3大キャリア以外(ex. Y!モバイル も3日1GB継続)。

FOMA契約の場合:従来どおり、3日間で300万パケット超えで速度制限。
300万パケットは大体1GBの1/3弱くらい、約384MB。
(ちなみに840万パケットが1GB)。

モバイルルーター契約のWiMAX 2+ (UQ 及び各種プロバイダ・MVNOが提供)では3日で3GB制限のみで月あたりの制限が無い「ギガ放題」プランがある。

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